JANTZEN COLUMN vol.20
心身を柔らかくほぐすティータイム
2023.07.14

ジャンセン(JANTZEN)の理念や考えに基づき、そこから派生したライフスタイルに纏わる“ヒト・モノ・コト”にフォーカスしていく連載企画「JANTZEN COLUMN」。

vol.20では、心身を柔らかくほぐすティータイムのための“お茶とチョコレート菓子のペアリング”をご提案。ちょっぴり特別な気分で楽しみたい、3つのマリアージュをお届けします。

idea 01 “午後のほっと一息”
LOVE TEA「カカオ・チャイ」
&
RURU MARY'S「ショコラサブレ」

なんとなく疲れを感じていたり、どこか緊張している心身をじんわりと温めてやわらかくほぐしてくれるペアリングで、ご自愛ティータイム。お茶は、カカオとスパイスが香る〈LOVE TEA(ラブ・ティー)〉の「カカオ・チャイ」。香ばしいナッツが乗った〈RURU MARY'S(ルル メリー)〉の定番「ショコラサブレ」と共に味わいたい。

このチャイティーは、その名の通り、カカオとカルダモンやターメリックなどのスパイスがブレンドされたお茶で、心身にじんわりと染み渡っていくようなスムースでやわらかい飲み心地も印象的。暑い時期はアイスで飲んでみても良さそう。サブレは、眺めるだけで気分がパッと華やぐお花がデザインされたボックスに入っているのでギフトとしても人気の品。コーティングのチョコレートは、スイートとミルクの2種類入っていて、それぞれのチョコレートに合うナッツが添えられているところもポイント。


LOVE TEA「カカオ・チャイ」(リーフ)¥2376


オーストラリア発、100%オーガニックのティーブランド〈LOVE TEA(ラブ・ティー)〉。製品はすべて、各素材が持つ際立つ個性や風味を生かしながらブレンド。また、環境への影響を最小限に抑えることにも注力しながら開発を続けている。「カカオ・チャイ」は、スパイスとホットチョコレートの絶妙なフレーバーが楽しめるお茶で、オーストラリアのチョコレートブランド〈Loving Earth(ラビングアース)〉のペルー産オーガニックカカオを使用。ストレートで飲むのはもちろん、茶葉とミルクを鍋で煮出してチャイラテにするのもおすすめ。抗酸化作用に優れ、マグネシウムが豊富なカカオをドリンクで美味しくいただこう。


LOVE TEA(株式会社ティーウェル)
https://loveteaco.com/jp/

RURU MARY'S「ショコラサブレ」¥1188(8枚入り)


〈RURU MARY'S(ルル メリー)〉は、チョコレートのお菓子ブランド。花や果実などがデザインされた飾っておきたくなるような可愛らしいパッケージが目印。シグネチャー商品の1つである「ショコラサブレ」は、バターが香るさっくりとしたクッキーにナッツを乗せ、芳醇なチョコレートで包み込んだもので、クッキーの香ばしさにチョコレートとナッツのまろやかなコンビネーションがグッド。“ヘーゼルナッツ&スイートチョコレート”と“マカダミアナッツ&ミルクチョコレート”の2種類入り。


idea 02 “ほろ酔い気分で”
​​L’ARTISAN DU THE「ティースパークリング パリ」
&
Dans la Poche「ショコラバスク」のカヌレ

夜のティータイム、いわゆるお茶ではなくて“スパークリングティー”を選んでみるというのも手。エレガントなグラスに〈L’ARTISAN DU THE(ラルチザンデュテ)〉の「ティースパークリング パリ」を注いでロマンティックな気分に浸りつつ、手を伸ばすのは「ショコラバスク」カヌレ。これぞ幸福のマリアージュ。

ラズベリーが華やかに香る赤褐色のロマンティックなスパークリングティーは、フルーティーな甘さと爽やかな口当たりで、ワインに親しみのない人でも飲みやすい味わい。お供に選んだ“ワインに合うカヌレ”を手がけるのは、東京・学芸大学のカヌレ専門店〈Dans la Poche(ダン・ラ・ポッシュ)〉。今回チョイスしたのは定番フレーバーの1つである「ショコラバスク」。スパイスがきいたシックなチョコレートカヌレ。

左から L’ARTISAN DU THE「ティースパークリング アールグレイ」「ティースパークリング パリ」各330ml ¥770円(フランス産、アルコール4.0%)
※1つ前の写真でグラスに入っているのは「ティースパークリング パリ」

繊細で軽やかな味わいのティースパークリングワインと言えば〈L’ARTISAN DU THE(ラルチザンデュテ)〉。数あるラインナップの中でもまずチェックしておきたいのは定番人気のこの2つ。華やかなアールグレイの香りと味の輪郭を引き立てる軽やかな渋みが印象的な「ティースパークリング アールグレイ」。先ほどグラスに注いでいたのは「ティースパークリング パリ」で、ラズベリーが香るレッドティースパークリングワイン。ハイビスカスの酸味とほろ苦い紅茶の風味が味の奥行きを感じさせてくれる。

Dans la Poche「ショコラバスク」¥320

〈Dans la Poche(ダン・ラ・ポッシュ)〉が手がけるのは、有機小麦粉、平飼いの卵、甜菜糖などの厳選素材を使って作られる、シンプルな本格派カヌレ。4種の定番フレーバー(プレーン・ショコラバスク・チョコカヌレ・スパイスカヌレ)のほか、季節限定のカヌレも。生地がとにかく美味しくて、カリッとした外側、内側のとろけるような食感にコク深いのにみずみずしい甘さがたまらない。「ショコラバスク」は、フランス・バスク地方の名産ピマンデスプレット(バスク唐辛子)が香るチョコカヌレで、コク深い味にスパイスの香りと辛味のアクセントがきいている。

idea 03 “モダンな和の趣に浸る”
​​SABOE「No.47-09 栃木県 和紅茶ブレンド」
&
HIGASHIYA「ヒガシヤ カカオカステラ」

モダンな和の趣があるティータイムというのも今の気分にマッチする。パッケージも味わいも洗練されていて美味しいペアリングなら、〈SABOE(茶方薈)〉の「No.47-09 栃木県 和紅茶ブレンド」と〈HIGASHIYA(ヒガシヤ)〉「ヒガシヤ カカオカステラ」が一押し。

和紅茶に栃木名産の苺「とちおとめ」チップがブレンドされたこのお茶は、淹れているときから苺の香りが漂う優美な味わい。紅茶のタンニンを包みこむような苺の甘みと、わずかに加えられたミントが全体の味をスマートに整えている。カカオが香る上品な甘さのカステラとの大人なマリアージュを楽しみたい。


SABOE「No.47-09 栃木県 和紅茶ブレンド」¥1404

和紅茶に苺とミントを合わせた「No.47-09 栃木県 和紅茶ブレンド」。栃木県大田原市の雲巌寺でつくられた和紅茶と、栃木名産の「とちおとめ」を使用して仕立てられている。日本だけでなく西洋、東洋のティーカルチャーも取り入れながら作られる〈SABOE(茶方薈)〉のお茶は、8つのシリーズで展開されており、それぞれのテーマがある。このお茶は、47都道府県より個性豊かな茶を取りそろえる“SABOE 47”のラインナップの1つで、栃木県のお茶として提案されている。


SABOE(茶方薈)
https://www.saboe.jp

HIGASHIYA「ヒガシヤ カカオカステラ」¥3024(10切入り)

日本古来の美意識をモダンにアレンジし、現代の暮らしを彩るお菓子を提案する〈HIGASHIYA(ヒガシヤ)〉。季節商品も多い同店の商品で定番として愛されているお菓子の1つにカステラがある。香り高く上質なカカオペーストを使用し、丹念に焼き上げた〈HIGASHIYA(ヒガシヤ)〉特製のカカオカステラ。しっとりふっくらとした生地感で、口に含むとカカオの豊かな味わいと濃厚なコク、ほのかな甘みが口の中に広がる。


異なる3つのテイストのペアリング提案はいかがでしたか? 自宅でのティータイムはもちろん、手土産やギフトのアイデアとしてもチェックしていただけましたら幸いです。

※記載の価格はすべて税込


photograph_Yume Takakura / edit & text_Ryoko Suzuki