JANTZEN COLUMN vol.17
光を纏う“目元とリップ” 春メイクTIPS
2023.04.03

ジャンセン(JANTZEN)の理念や考えに基づき、そこから派生したライフスタイルに纏わる“ヒト・モノ・コト”にフォーカスしていく連載企画「JANTZEN COLUMN」。

vol.17では、春の装いに合わせて楽しみたいメイクTIPSを特集。“目元とリップ”にクリアな光を纏う「シンプルシックなオケージョンメイク」「センスのいいカジュアルメイク」の2つのアイデアを提案します。キーワードは、引き算、抜け感、発光感。ヘアメイク・Chiho Hataeさんからのアドバイスも必見です。

TIPS 1:引き算でシャレ見えを叶える
「シンプルシックなオケージョンメイク」

春は何かと多いお呼ばれの席。ハレの日の装いをするならメイクだってオケージョン仕様で考えたいところ。例えば、ちょっとした会食やセレモニーなどのセミオケージョンシーン。シンプルなネイビーのワンピースにソリッドなアクセサリーを添えた着こなしなら、引き算でシャレ見えを叶える“シンプルシックなオケージョンメイク”が似合いそう。

【HOW TO】
ベースメイクはツヤ感重視で、エフォートレスに仕上げる。ポイントにするのは目元とリップ。シルバーに輝くグリッターをアイホール全体にのせる。アイシャドウを入れるとしてもシアーなベージュで陰影程度に。ネイビーやグレー系のカラーマスカラでまつ毛を整えて透明感のある目元に仕上げる。リップは2色のピンクシェードを重ね付けして透明感と奥行きを演出したい。

ワンピース¥11,000/ジャンセン その他 参考商品およびスタイリスト私物 *記載の価格は税込

POINT【EYE】

目元には大粒のラメが詰まったグリッターを一塗り。たったワンプロセスだけど、ぐんと存在感のある目元に。クリアベースのホワイト〜シルバー系カラーなら、抜け感も上品さも春らしい明るさも演出できる。「これだけでも十分に素敵だけど、物足りなさを感じる人は軽くアイシャドウを仕込んだり、さりげなくアイラインをプラスしてもOK! まつ毛には、ネイビーやグレイッシュなカラーマスカラを合わせると◎」ヘアメイク・Chiho Hataeさん(以下同)

【KEY ITEM】


DIDION リキッド グリッター 01 Eternal Reflection ¥1,650/DIDION

ヘアメイク一押しの《DIDION》のグリッター(実際のメイクに使用したものは廃盤品につき、質感の近い参考アイテムを提案)。単品使いでも手持ちのアイシャドウに重ねても印象的にきらめく大粒のラメ。ウォーターベース処方で、目元への負担も少なく簡単にメイクオフできるところも◎。今回ピックアップした色番「01 Eternal Reflection」は、透明のジェルにホワイトやブルー系のラメがブレンドされたオーロラグリッター。クリアなカラーなのでグリッター初心者でも使いやすい。


POINT【LIP】

特別な日のリップメイクは2ステップでより印象的に彩ってみたい。2つのピンクを重ね付けすることで、透明感がありながらも奥行きを感じさせる唇に仕上げる。「今回は、内側から滲み出たような赤みピンクの口紅で色付けてから、ジュエリーのようなグロスでラメと艶感をプラスすることで、ほんのりとセンシュアルなムードに」


【KEY ITEM】

オペラ リップティント N 14 メロウピンク ¥1650/オペラ


リアルな唇の血色感を感じさせる赤みピンク。透明感のあるシェードで素の唇の色を生かしながらリップの色味をプラス。つけたての色が長時間続くティント処方のルージュなので、会食の際やこまめにメイク直しができない日にもぴったり。

ダズルガラス マニー,ハニー ¥3410/M・A・C


重ね付けしたのはこちら。まるでクオーツやオパールのような輝きを叶える《M・A・C》で人気のグリッターグロス。ベタつかず、軽いつけ心地ながら保湿効果も期待できる。マニー,ハニーは、透明感のある赤みピンク。ベールのような色づきとプリズミックなラメ感を楽しみたい。

TIPS 2:発光感で春ムードを出す
「センスのいいカジュアルメイク」

特別な日じゃなくても気分が上がるメイクがしたい。とくにこれといった予定がなくたって、自分のためにオシャレをすることを楽しもう。たとえ袖を通すのが着慣れたシャツだとしてもメイクをアップデートするだけで新しいスタイルに。今季トライしたいのは、発光感で春ムードを出す“センスのいいカジュアルメイク”。

【HOW TO】
ベースメイクは素肌感重視で、気になるところをコンシーラーでカバーする、肌トーンを整える程度に。こちらも前述のセミオケメイク同様、ポイントにするのは目元とリップ。フォギーな発光感があるグリーンのアイカラーをアイホール全体にのせ、目頭には、ピンクのカラーライナーでラメ感とアクセントをオン。好みのマスカラでまつ毛を仕上げたらアイメイクは完成。リップは、ラベンダーピンクのマットリップをひと塗りして、マチュアなムードを引き出したい。

ピンクのシャツ¥8,800/ジャンセン その他 参考商品およびスタイリスト私物 *記載の価格は税込

POINT【EYE】

上まぶたには、フォギーなライムグリーンを広げる。バームタイプのアイカラーは伸びが良く、指でさっと塗れるからデイリーに使いやすい。目頭には“く”の字を書くようにピンクのカラーライナーでアクセントをオン! 白目をきれいに見せながら、春らしい明るさと遊び心を取り入れて。「淡いグリーンとポップなピンクのコントラストがポイント。カラーライナーは、柔らかめのペンシルタイプを選ぶと粘膜付近にも引きやすいです」

【KEY ITEM】

ザ・プロダクト ナチュラルグロウカラー 125 ライムグリーン ¥2310(※4月15日全国発売)/ザ・プロダクト


アイシャドウにもチークにも使えるマルチカラーバーム。全成分が天然由来成分で、肌荒れや乾燥を防ぎ、メイクをしながらスキンケアもできるコスメ。この春の新色としてライムグリーン(他2種)が登場。

オペラ アイカラーペンシル 02 ピンクグロウ ¥1650/オペラ


ツヤっときらめくグロウな質感のカラーラインで目元を印象的に彩る。汗・皮脂・涙・こすれに強い高密着処方で、長時間美しい仕上がりが持続。02 ピンクグロウは、明るくピュアな発色の大人かわいいピンクカラー。

POINT【LIP】

リップは、カジュアルな装いにレディなムードをプラスしてくれる青みピンクをチョイス。ワンストロークで唇に春らしい趣を添えて。「このラベンダーピンクのカラーは、鮮やかすぎず、絶妙なくすみ具合がいい! 表情に馴染みつつ、印象的に唇を彩ってくれます」

【KEY ITEM】

Amplitude コンスピキュアス マットリップス 09 ラベンダーピンク ¥4730/Amplitude


口紅を塗っていることを忘れるような、とてもライトな塗り心地のマットリップ。唇の縦じわをカバーし、唇を包み込むように発色する。09 ラベンダーピンクは、モダンでシックな青みピンク。パキッとしすぎない絶妙なニュアンス加減で肌浮きせず、知的なシャレ感を演出。

【MESSAGE】
「春に芽吹いた若葉のようなライトグリーンや、桜や桃の花のように柔らかいピンクを差し色で入れてあげると一気に華やかで春らしい表情に。何色も組み合わせるカラーメイクが難しければ、ラメやパールを目元やリップグロスなどポイントで入れてあげるだけでもOK! シンプルなプロセスながら遊び心がありつつ上品なメイクに仕上がりますよ」ヘアメイク・Chiho Hataeさん

photograph_Yume Takakura / hair & make-up_Chiho Hatae / styling_Hitomi Matsuno / Model_Angela / edit & text_Ryoko Suzuki