ナチュラルな素材感を楽しむ
クリスマスリースの作り方
【プロ直伝レシピ】
ジャンセン（JANTZEN）の理念や考えに基づき、そこから派生したライフスタイルに纏わる“ヒト・モノ・コト”にフォーカスしていく連載企画「JANTZEN COLUMN」。
vol.14では、前回・vol.13のインテリアグリーン選びに続き、プラントショップ「BABABA flower design」にご協力いただいて、ホリデーシーズンならではのコラム内ワークショップを開催します。ナチュラルな素材感を楽しむクリスマスリースの作り方を教えてもらいました。
天然素材を使って、シックなクリスマスリースを作ろう
・リースワイヤー
・ハサミ
・リース土台となる物（ex.ウンリュウヤナギや、アカヅル等の曲がる枝）
・リースに付ける花材（ex.コニファー、スギ、等の針葉樹）
《参考》今回のリース花材は以下の通り
・ウンリュウヤナギ
・グレビレア（バイレアナ）
・ユーカリ（ポポラス）
・アデナンサス（ウーリーブッシュ）
・ブルーバード
・ローズヒップ（マジカルローズ）
・木の実（マツボックリ、シープヘッド、ドライフルーツ、シナモンなど。形や質感でベースとなるリースにアクセントをつけられる素材がオススメ）
・ワイヤー ※地巻きのもの（リースワイヤーとは別に、硬めのワイヤーも用意すると便利。木の実やドライフルーツを留める際に使用すると良い）
まずは、リースの土台作り。
ウンリュウヤナギを2〜3本を共に絡ませながら、輪になるように曲げていき、枝が重なる場所にワイヤーを巻いて固定する。（土台を太くしたい場合は、ウンリュウヤナギの本数を増やす）
1.で作ったリースの土台サイズに合わせて材料をカットする。
POINT：「リースの直径に収まる長さにカットするとバランスが取りやすいです」（BABABA flower design・都邉さん。以下同）
リース土台の上面に材料を乗せて、リースらしく仕上げていくステップ。
POINT：「完成図をシュミレーションしておくと巻いていく順番や全体のバランスもとりやすいです」
カットした花材をリースワイヤーで土台に巻いて留めていく。ワイヤーを巻く場所は、材料の下の部分。しっかりと巻きつけて、材料がずれない様に固定する。
POINT：「葉先や実の動きを見ながら、各素材をバランスよく乗せ、留めていきましょう。巻き付けたワイヤーが見える箇所に、次の材料の葉先で隠すと仕上がりが綺麗になります。数束の素材をまとめて一緒に巻き付けてもOK」
下準備として、フルーツにはワイヤーを通して、かんざしのようなパーツにしておく。
現状でのリース全体のバランスを見てから、アクセントになる場所に装飾としての果実や木の実などを差し込んでいく。
POINT：「フルーツや木の実などに取り付けたワイヤーをリース本体にしっかりと差し込みます。差し込んでリース本体の裏側に出てきたワイヤーは、リース本体の葉の中に入れ込んで隠せる程度の長さにカットしましょう。さらに、先ほどリースの土台作りに使用した“リースワイヤー”を用い、装飾パーツをとりつけたワイヤーをリース本体にしっかりと固定（リースワイヤーで装飾パーツのワイヤーを巻き留める）していきます」
好みのバランスになったら完成！
リースをはじめて作る人へ
「0からトライしてみるのはもちろんですが、予めリースの土台が出来ている物を使うのもおすすめです。既製のリースの土台のサイズも色々あるので、既製のリース土台は色々サイズが選べるので、飾る場所や、スペースに合った土台を選びましょう。
沢山の材料を、巻きつけて輪にしていくので、まずはリース土台を全部隠さずに一ヶ所だけ花材を付けるのも個性的に仕上がります。
細かい葉だけの花材を選ぶ場合、リースに巻きつける量が多いので、針葉樹などのクリスマスリースによく使う葉は、枝ぶりが良くボリュームが多いので、初めての方にお勧めの材料です」
BABABA flower design・都邉さん
BABABA flower designでは、インテリアグリーン、プラント類をはじめ、生花、ドライフラワー、フラワーベース、プラントポットを取り扱う。12月は、クリスマスリースのオーダーなども受け付け。お問い合わせは下記のInstagramのDMから。
BABABA flower design
住所：千葉県野田市野田335（中村商店倉庫）
Instagram：@ bababa_1117_
※営業日時は、Instagramを要確認。
photograph_Yume Takakura
edit & text_Ryoko Suzuki