JANTZEN COLUMN vol.11
週末トリップ!和歌山・有田川町(前編)
「GOLDEN RIVER」に行ってみた
2022.08.23

ジャンセン(JANTZEN)の理念や考えに基づき、そこから派生したライフスタイルに纏わる“ヒト・モノ・コト”にフォーカスしていく連載企画「JANTZEN COLUMN」。

第11回目では、ジャンセンの故郷・ポートランドで馴染み深い“クラフトビールとブルーパブ”にインスパイアされて生まれた、常時8種類のクラフトビールが楽しめる和歌山県有田川町のカフェ&ビアバー「GOLDEN RIVER(ゴールデンリバー)」へ出張取材。一言で言うならば、ここは本当に昼間からお酒を飲むのが心地よいお店です。

乾杯!和歌山からクラフトビールを楽しむ文化を発信
人々が集い生まれた、有田川のニューウェーブ


“クラフトビールを楽しむ文化を地方から”というメッセージを掲げ、和歌山県有田川町の新しいライフスタイル&遊びの拠点として、徐々にファンを増やしつつあるカフェ&ビアバー「ゴールデンリバー」。美味しいクラフトビールと共に有田川町のコミュニティの発展を目指している新進気鋭のお店です。


———オレゴン州ポートランドの平日の夕暮れ時。とあるブルーパブに人が集まり始め、やがて店内は満席。クラフトビール片手に会話を楽しむ様子は、クラフトビールをきっかけに「人を地元コミュニティに引き寄せる」という重要な役割を担っている事を教えてくれます。(同店コンセプト一部抜粋)



店内では、セレクトのポートランド雑貨も扱う。コロナ禍以前は、ポートランド好きのオーナー自らが現地に買い付けに行っていたそう。

常時6種類のクラフトビールを提供


ゴールデンリバーでは、レギュラー2種と変わり種4種、常時6種類のクラフトビールを提供している。扱うクラフトビールは、隣接するビール醸造所「NOMCRAFT(ノムクラフト)」のクラフトビールを主軸にしながら、各地のクラフトボールもその時々で展開。


写真のクラフトビールは、左から「ナイトロコールドブリューコーヒー」(¥500)、「NOMNOM GOLDEN」(¥1100)※写真はパイントグラス(¥1100)、ハーフグラスの場合は¥700での提供。


ちなみに取材日のクラフトビールのラインナップはこちら。


ウッドモチーフのハンドルがユニークなゴールデンリバーのビアサーバー。1〜6番がクラフトビール。7番は、みかんの産地「有田」の生産から加工販売すべてを手掛ける早和果汁園の温州ミカンジュース「ナイトロオレンジジュース」(¥600)。8番はポートランドコーヒーロースターズの豆を使った「ナイトロコールドブリューコーヒー」(¥500)が繋げられている。ジュース、コーヒー共に、窒素ガスを用いることで、よりきめ細かく滑らかでクリーミーな口当たりが楽しめる。


1. EBBSESSION(エベセッション) / Session Hazy IPA
レギュラー提供。マンゴーバイナツ、トロピカルアロマが舞い上がる、ヘイジーIPAでも、甘くなく、グイグイ飲みやすいセッショナブル一杯。


2. NOMNOM GOLDEN(ノムノムゴールデン) / Golden Ale
レギュラー提供。鮮やかな黄金色のゴールデンエール。クラシックなドイツ産ホップが上品かつ華やかなフレーバーを楽しませてくれる。


3. Bru-Hi(ブルーハイ) / Hard Seltzer
ノムクラフトのハードセルツアー果汁をたっぷり使用した、リフレッシングなハードセルツァ―。


4. COCO BEAT(ココビート) / Coconut Brown Ale
夏らしいココナッツを自家煎ローストし、さらにHBC472ホップからも醸し出されるココナッツやウッディなアロマで香りの相乗効果有。あつい日にびったりのココナッツプラウンエール。


5. HOP DO KEN(ホップドウケン) / Dip Hop IPA
ピーチ、ストーンフルーツ、ココナッツやディル、ウッティやダンクなアロマが発見できる一杯。


6. SPARKLE HORSE(スパークルホース) / Juicy IPA
へイジーレベルのフルーティさをもち、でもクラシックIPAにあるような苦味をキリッと楽しめ、そして飲み応えも有り。当たりも柔らかく、新しいモダンスタイルのジューシーIPA。
※ビールのラインナップはその時々で異なるので、記載の銘柄がない場合も。

クラフトビール飲み比べメニューもおすすめ

クラフトビール4種飲み比べセット「フライト」¥1600


個性豊かなクラフトビールを色々味わってみたい人は、4種の飲み比べセットがおすすめ。気になる銘柄を4つ選んでオーダーすることができる。お気に入りを見つけて。

クラフトビールと合わせて楽しみたいフードメニューも充実


ゴールデンリバーは、フードメニューも充実しているので、ランチもディナーもしっかり楽しめる。晴れの休日は明るい陽の指す店内で、ランチタイムからビールを飲むのも気持ちいい。


「チーズバーガー」¥1000
パテ、トマト、スライスチェダーチーズをサンドしたハンバーガー。こだわりのバンズも美味しい!


「クラシックホットドック」¥1000
風味豊かなこだわりソーセージにボロネーゼソース。とろっと半熟タマゴとともに頬張って味わいたいホットドック。


手前から「フィッシュ&チップス」¥750、「彩り野菜のピクルス」¥350 ビールのお供とえばフィッシュ&チップスも見逃せない。ボリューム満点のフィッシュ&チップス。外はカリカリ、中はフワフワのフィッシュ。彩り野菜をさっぱりとした風味に仕上げたピクルスとのコンビネーションも最高!

このほかに、ランチでは、ハンバーガーセットや毎月出るスペシャルメニューがおすすめ。ディナーでは、スキレットを使用した「ファヒータ」(¥1100)、「スパイシーポテト」(¥800)がビールとの相性抜群で一押しの品。

ナイスなお土産も充実!


店舗に来たら、お土産物も要チェック。人気のショートブレッドをはじめ、帰宅してからもゴールデンリバー気分を満喫できるアイテムがそろう。


「モルトのショートブレッド」¥300 隣接するビール醸造所「NOMCRAFT(ノムクラフト)」でビール作りを終えた麦芽を使ったショートブレッド。口に含むと溶けるようなほろほろとした食感。JANTZEN COLUMN vol.1 ポートランドに想いを馳せて「茶」でも紹介した一品。
https://www.jantzen.jp/2021/10/22/jantzen-column-vol-1/


「ポートランドコーヒーロースターズのコーヒー豆」¥2500
ポートランドコーヒーロースターズの豆を、アメリカのポートランドから直輸入。「ナイトロコールドブリューコーヒー」にも使用されている豆を自宅でも味わおう。


「ゴールデンリバーオリジナルTシャツ」¥2800
カレッジ感がかわいいオリジナルのプリントTシャツも。クラフトビールコミュニティーのメンバーアイテムとして着用してみては?

今後もますます盛り上がっていくこと間違いなしのゴールデンリバー。来店の際は、ぜひ、おすすめのクラフトビールをスタッフに尋ねてみよう。スタッフ一押しの一杯やあなたにぴったりの一杯に出会えるはず!


GOLDEN RIVER
住所:和歌山県有田郡有田川町長田546
時間:11:00〜22:00(火・水曜定休)
【平日】ランチタイム 11:00〜14:00 / カフェタイム 14:00〜17:30 / ディナータイム17:30〜22:00【土・日曜】ランチタイム 11:00〜15:00 / ディナータイム 15:00〜22:00
TEL:0737-53-3005
URL:https://golden-river.jp/
Instagram:@ goldenriver01

次回のコラムではGOLDEN RIVERと合わせてチェックしたい、和歌山県有田川町のホットスポットを紹介します。お楽しみに!

photograph_Yume Takakura_
movie_Yuji Yamazaki
edit & text Ryoko Suzuki